人生苦なくして楽なし〜長榮潔〜

沖縄 自転車天国

 
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2013年人生はじめてのトライアスロン(swim bike run)に挑戦 15歳以来運動とは無縁の堕落した世界を生きて来た僕が 世界三大タイトルの IRONMAN ultramarathon100㎞ DMSサハラマラソン に死ぬまでに1度挑戦して完走してみたいと覚悟した 1㎞走れなかった32歳の僕が途方もない挑戦をしながら 人生に社会に経営に家族に生きるということに本気で向き合っている ロクデナシの僕にできるんだ他にできない人なんていない  人生はequalだ 仕事も家族も遊びもバランスが大事

 

僕が今日1日で伝えたかったことは羽田空港で村上春樹の本を買ったことなんかじゃない

 

そんな事は他所に

あまりに素敵なホテルで

 

「こんな事なら女の子と来たかったな」とか思いながらその気持ちは押し殺してさっさと自転車を組む
DHバーはダメだから外したらガーミンのメーター付けるところがなくなってしまったから持って来た付属の部品を付ける

 

ありえないくらい小さなネジを落とす

 

かれこれ1時間ぐらい部屋で1人でフルチンで四つん這いになりネジを探す

 

見つからない

 

チクショウ

 

 

とりあえず自転車でコースの試走に出る

 

レースの日も含めて

 

ワンピースとツーピースのユニホームどっちで出ようか並べて悩む

 

 

 

 

ワンピースのが見た目が速そうということと篠崎さんが着ててカッコいいというだけの理由で浅はかにワンピースを選ぶ

 

 

そしてホテルを出てレースコースを北上

 

海沿い綺麗な景色の中、向い風微妙にゆるやかな登り

 

コズメルを思い出す

風は大嫌いだがあのコズメル以上の風はたぶん世の中にない

だから大丈夫と自分に言い聞かす

 

 

スタート8㎞ですぐレースコース1番の登りに入る

 

マジか…苦手な中途半端にダラダラ登る傾斜だ

 

どうせなら急斜面のがハッキリしててまだマシだ

 

この傾斜だとみんな30㎞ぐらいで行くのか?無理だついていけないぞ

 

さっきまでホテルでワンピースかツーピースで悩んでたのに

今はMonsterのユニホームを着るのをやめようか悩んでる

僕なんかが着て走ってたらエラい遅くて看板に泥を塗ってしまうのではないだろうか

 

 

しかし

それにしても最高のコースだな

速いとは到底思えないが

海沿いにしろ

登り坂にしろ

景観が良すぎる

空気が美味い

信号がない

こんなところで毎日練習できたらさぞかし幸せだな

 

見たことないデッカい鳥が道路脇から出てきて横を並走して飛んでる(汗)

 

僕の事をチラ見して心の中で

 

「遅っ…」

って言われた。。

 

うるせぇ焼き鳥にして食っちまうぞ!!

 

にしても遅いが

試走で走ってるだけで大袈裟じゃなくツールド沖縄の歴史を肌で感じる

 

僕はトライアスロンで速くなりたいのであってロードレースなんてこれっぽっちも興味はなかったはず

 

だけどきっと

このツールド沖縄に出たくて出れない人が世の中にはいたり

このツールド沖縄のために1年間必死に練習して挑む人もいるんだろうな

 

と何故だかコースを走ったら感じた

 

そう考えたら

とても速くはない僕でも

そのコースを走れてるなんてなんて幸せなんだと

初めてIRONMANレースに出た時の気持ちになった

 

なんだかワクワクしてきた

 

この坂道じゃきっと置いてかれる

 

ロードレースは1度千切れたら恐らくレース終了だろう

 

だけど

なんとか少しでも長く食らいついて

こんな素敵なコースを1mでも1秒でも長く走っていたいと思った

 

そしてあわよくば欲張りな僕はしっかり完走したいとまで思う

 

しっかりというのはサイクリングとして完走ではなくロードレースとして集団と一緒に走り完走するという意味

 

まぁ現実はそんなに甘くないだろう

 

1週目の登りは死に物狂いで千切られる前に脚が千切れてもついて行きたい

2週目そんな状態でついていける気はしない

 

そして大変な事を忘れてたが

 

登りよりも下り

 

ぼく下り怖くて出せて60㎞

 

YouTubeで過去のツールド沖縄見てたら70㎞出してるよ

 

それは無理だっ囧rz

 

いっつも練習でも下りでみんなについていけないのに

 

こんなことなら十代、暴走族じゃなくて走り屋やっておくんだった

 

 

冗談はさて置き

 

これが山岳賞ってことはここがコースで1番のてっぺんか?

 

 

 

そんなにキツい登りじゃないんだけどやな登りだ

 

この前、天城峠からの箱根峠やっといて良かった

 

少しだけ登りが小さく感じる

 
ツールド沖縄の看板と道案内があちこちにあって地域をあげて取り組んでるのを感じる

 

210㎞のコースを取るにもここだったんだろうな

 

 

すげぇよ

ツールドフランスにでも出る気分は大袈裟すぎても

弱虫ペダルの登場人物にでもなった気分で頑張ろ

 

終始感動しながら帰りは追い風で45㎞Overで戻ってきて

 

 

猪丼

 

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夜もまた食事して

 

 

空港着いてからも食べてたから

 

 

羽田で朝食べたのも入れたら今日も4食目( ̄▽ ̄)

 

 

体重が60㎏Overで調子が良い

パワーが溢れてくるぜ
レースコースとこの信号もないで思い切りbikeをこげる道が楽し過ぎて

 

明日も朝から乗りたくなっちゃった

ダメかな…

 

楽しくてもっかいコース走り行きたい

 

でも連日のトレーニングで脚は既にパンパン

 

行きたいやめとこ行きたいやめとこ行きたいやめとこ明日考えよ
ここは自転車天国だ

 

 

11月で半袖で暑いし

ツールド沖縄のコースで合宿やりたい

企画しよ

 

しかし、初めての1人旅

1人旅とは誰にも気を使わず自分のペースで自分のやりたいことをできるというのはなんとも楽でそれなりに楽しいものだ

飯も自分の食いたい時に食えるし

なかなか悪くないな1人旅

 

 

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2013年人生はじめてのトライアスロン(swim bike run)に挑戦 15歳以来運動とは無縁の堕落した世界を生きて来た僕が 世界三大タイトルの IRONMAN ultramarathon100㎞ DMSサハラマラソン に死ぬまでに1度挑戦して完走してみたいと覚悟した 1㎞走れなかった32歳の僕が途方もない挑戦をしながら 人生に社会に経営に家族に生きるということに本気で向き合っている ロクデナシの僕にできるんだ他にできない人なんていない  人生はequalだ 仕事も家族も遊びもバランスが大事

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