人生苦なくして楽なし〜長榮潔〜

10回目の挑戦 IRONMAN

 
この記事を書いている人 - WRITER -
2013年人生はじめてのトライアスロン(swim bike run)に挑戦 15歳以来運動とは無縁の堕落した世界を生きて来た僕が 世界三大タイトルの IRONMAN ultramarathon100㎞ DMSサハラマラソン に死ぬまでに1度挑戦して完走してみたいと覚悟した 1㎞走れなかった32歳の僕が途方もない挑戦をしながら 人生に社会に経営に家族に生きるということに本気で向き合っている ロクデナシの僕にできるんだ他にできない人なんていない  人生はequalだ 仕事も家族も遊びもバランスが大事

 

「諦める」

レースを諦める

ダイエットを諦める

禁煙を諦める

試験を諦める

お洒落を諦める

好きな子を諦める

仕事を諦める

友達を諦める

家庭を諦める

子供を諦める

挑戦を諦める

夢を諦める

人生を諦める

 

そうやって人は小さな諦めるを沢山集めて大きなことを諦めている

 

諦めるとはなんと簡単でもっともらしい解決方法だろう

 

僕は諦めない

 

 

僕がIRONMAN目指したのは4年前

 

いつもの様に人生の全てに堕落した諦めてばかりの僕は昨夜の飲み過ぎたお酒に極度の二日酔いになり高層マンションのキングベッドでもがきながらも

 

いつもの事と諦めていた

 

付けたままのTVからは24時間TV

 

目の見えない少女が鈴の音だけを頼りに自転車をこいでいた

 

なんだこれは?

 

それは盲目の少女がトライアスロンに挑戦する企画番組だった

 

自分が情けなくて涙が溢れた

 

あらゆるものを贅沢なほどに手に入れた僕は慢心して人生は簡単なものだとおごりなにかを努力するなんてこととは無縁の生き方をしてきた

 

目の見えない少女に画面の向こう側から冷たく見られているような気分だった

 

僕はなぜだかその時

トライアスロンをやってみたいと思った

 

そしてやるからには世界一過酷だと言われるトライアスロンの最高峰

 

IRONMANレース

 

を死ぬまでに完走してやりたかった

 

 

僕はそこから走りはじめた

1㎞走れない男が毎日1㎞走ることからはじめた

なにかを続けたことのない人間が必死にそれだけは続けようと思った

 

死ぬ気でやってみたら死ぬまでにやりたいと思っていたところに2年で辿り着けた

 

僕の夢はここで完結するはずだった

 

 

そしたらトライアスロンと僕を結んでくれたオッさんが僕にまた試練を与えやがった

 

「12時間切らなきゃIRONMANじゃない」

 

軽々しくそう言われた僕は軽々しく了承した

 

いま思えばなんてこと言いやがると思うよ

 

僕にとってはIRONMANレースに挑戦するだけで充分人生が変わるような出来事だったのに

 

「IRONMANになるまで酒は断つ」

 

そんな約束を軽々と自分としちまった

 

気づけばあれからちょうど3年

 

一滴の酒も飲まずにいる

 

つまりIRONMANで12時間切るという目標を達成出来ずにいる

 

自分でもバカな約束したと思う

自分でももういいかなとたまに思う

 

だけど僕はそのおかげで

週末の今日

二日酔いでタワーマンションのキングベッドでもがいていない

見たことのない世界をたくさん見れた

 

 

4年前

少なくても4年後自分が盲目の少女がやっていたスポーツの最高峰の大会にもがきながらも出場しているなんて想像もしていなかった

 

人生は諦めなければ必ずどんな自分にでもなれる

まだ達成できてないけれど僕は今でもそう信じてる

 

 

たとえ

中卒が会社の社長になることも

美味しい飲食店を開くことも

運動したことない人間がIRONMANレースに出る事も

人様の見本にもなれない人間が親になる事も

労働基準法を守る事も

 

目の見えない少女が挑戦してることに比べたらなんてことはない

 

夢はベットを起き上がってほんの1歩進んでみれば必ず叶う

 

そんな事をしつこいぐらい見せつけたいから僕は何度だって諦めない

 

 

【2014年】

IRONMAN Cairns

IRONMAN cozmel

 

【2015年】

IRONMAN NZ

IRONMAN Cairns

IRONMAN Canada

IRONMAN JAPAN

IRONMAN Malaysia

IRONMAN cozmel

 

【2016年】

IRONMAN Cairns

 

2年半前はじめてのIRONMANに挑戦してから今回で10本目

 

 

 

 

2015年は他のロングレースも入れたら9本

なんてことだ

こんなはずじゃなかった

 

 

でも僕は諦めない

夢が叶わないのは道半ばで諦めるから
西オーストラリアに入って6日

観光で行った刑務所の死刑台

 

 

 

 

勘弁してほしい

僕にとってはこの5日間は判決待ちして生き殺しにされてる気分だ

 

それを払拭するために練習をできるわけでもなく

 

ただジッといまは待つしかない

 

そんなストレスを明日で全部爆発させてやる

 

 

楽なIRONMANなんてない

 

きっと明日の今頃はまた自分の弱さと戦ってるだろう

 

今まで沢山のことを諦めて生きてきたから

明日だけは諦めない自分になる

 

 

IRONMAN12時間

 

【目標】

スイム 1h15

バイク 5h45

ラン 3h45

トランジット+予備 20分

合計 11h05

目標だから各種目15分づつ速く設定してます。各種目15分までは遅れてもギリギリ11h50

 

 

今回、絶対に決めてるのはRUNを4時間以内で走ること

 

いままでのIRONMANでバイクが終わった時点でタイムを見るとRUNを3時間とか3時間半で走らなきゃいけないとわかると僕は諦め脚が止まってた

 

それがなによりも悔しくて情けない

 

大好きで得意なはずの1番最初にはじめたRUN

僕の人生を変えてくれたRUN

 

目標のタイムに届かなくても最後まで絶対に走り切りたい

 

だから

RUNはどんなことがあってもサブ4で走り切る

たとえ12時間が無理でも最後まで諦めずRUNは4時間以内で走る

 

普段ぼくにとったら42㎞を4時間以内で走ることなんてなんでもないことなのにIRONMANになると心が折れる

 

その高い壁を越えたいから

RUNは4時間以内

これをなにがなんでもやり遂げたい

 

レーススタートは明日12/4日曜日

日本時間午前8:00スタート!
IRONMAN Liveで追えます^_^

 

毎度のことながら

地面に引かれたトラッカーを見るたびに

世界の遠くで誰かが見てるかもしれない

走らなきゃ

そう思わされます

 

だから僕のために見てください^_^

 

ゼッケンナンバーか名前を入れたら出てきます

No.260

name kiyoshi nagae

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

IRONMAN LIVE

 

スイム1h30

バイク6h30

これが12時間切るためにRUNに入る時のギリギリのタイム

さぁ勝負だ自分!!

 

 

 

 

帰ってくるだここに12時間以内に

 

 

 

さて

洗濯しよ…

洗濯は芸術だ!!!

 

 

 


この記事を書いている人 - WRITER -
2013年人生はじめてのトライアスロン(swim bike run)に挑戦 15歳以来運動とは無縁の堕落した世界を生きて来た僕が 世界三大タイトルの IRONMAN ultramarathon100㎞ DMSサハラマラソン に死ぬまでに1度挑戦して完走してみたいと覚悟した 1㎞走れなかった32歳の僕が途方もない挑戦をしながら 人生に社会に経営に家族に生きるということに本気で向き合っている ロクデナシの僕にできるんだ他にできない人なんていない  人生はequalだ 仕事も家族も遊びもバランスが大事

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


Copyright© 〓IRONMANへの道.〓 , 2016 All Rights Reserved.