山道最速王撃沈王
2種類の人間がいる
やりたいことを
やっちゃう人と
やらない人。
おかげでこの人生
痛い目にもあってきた。
さんざん恥もかいてきた。
誰かの言うこと
素直に聞いてりゃ
今よりずっと
楽だったかもしれない。
でもね、これだけは言える。
やりたいことやっちゃう
人生のほうが
間違いなく面白い。
あなたは、どうする?
朝から電気自動車充電しにNISSANに行ったらこんなポスター貼ってあるから
迷いも吹き飛んで
捻挫もさて置きレース出ちゃうよね。
【山道最速王 箱根ターンパイク】
距離 13.6㎞
平均傾斜 7%
累積標高1000m
スタート直後脚が重い
これは捻挫じゃなく昨日と一昨日の疲労か
坂道嫌いじゃないのにイマイチ軽快に進まない
ただの実力不足か
最後尾から
山の神 神野くん
と
鏑木さん(1年前までただのおじさんだと思ってたのにシッタカ)
が追いかけてくるとのこと
おそらく
神野くんのが先に来るだろう
なんとか
それまでに5㎞ぐらい進んでおいて
そこから何キロ付いていけるか両者でやりたい
と思ったのも束の間
2㎞で神野くん参上
なんて軽い足取りだ
まるで宙を浮いてるみたい
みんな諦める中
背後につく
走りを見るどころか付いていくので精一杯
その距離
わずか
300m
無駄に疲れた
けど少し脚が回るようになった
鏑木さんが来る前になんとかもう少しだけでも
と思う間も無く
3㎞で後ろから登場
またしても背後にピッタリつく
なんとか最後まで付いて行きたい
が
3㎞ついて行って撃沈
得るもの無し
それどころじゃなかった
僕は練習でもレースでもRUNだろうがbikeだろうが自分に決めていることがある
それは
どんな場所でもツバを吐かない
僕は元々、十代の頃コンビニの前に溜まっている人種だったので
自分の周りをマーキングするようにツバを吐いてた
だけど
それは絶対に良い事なはずはないし
大人になってスポーツをするようになっても同じ事
よく
ツバを吐くのはションベンと同じだと親に怒られた
練習でもレースでも辛くて苦しい時は喉もカラカラになったりイガイガしてツバの一つも吐きたくなる
だけど
そんな切羽詰まった時こそ吐かない努力をする
道端に吐けばアスファルトには残るし
場合によっては後ろの人にかかったり踏んだりしてしまう
良いはずがない
なのにアスリートはツバを平気で吐く人がけっこう多い
昔、タイガーウッズがテレビでゴルフ場でツバを吐いてるのを見て
ゴルフってマナーにうるさくて紳士のスポーツとか言ってるのに
ツバはいいのかよ
って素朴に思った
襟付いてないとダメとかの前にツバ吐く方がダメだろ
だから僕もマラソンやトライアスロンでどんなに苦しくても喉が気持ち悪くてもツバを吐かないことを心掛けてきた
始めの頃は中々それができなくて
昔の癖のように苦しくなると
「ショウガナイ」
という理由で正当化してた。
だけどそれなりに年々少しはパフォーマンスも成長してるいく中で
ここ最近はどんなに苦しくても我慢できるようになってた
なのに
今日はレース中に思わず吐いてしまった
だって
目の前の鏑木さんいきなりツバ吐くんだもん(人のせい)
とはいえ人はどうであれ
自分で決めてたこと守れてない
ツバを吐いてしまった日のレースは結果がどうであれ
スッキリしない
まぁ逆に言えばツバを吐かなきゃ我慢できないぐらい乱れた走りになってしまっているということだ
ダメダメだ。
1人が1回ツバを吐いただけでは大したことないかもしれないけど
1500人がみんな吐いたら道路は大変なことになる
現に僕の前にも沢山落ちてた
せっかく気持ちの良いところを走らせてもらってるのに気持ち悪い
走ってる人には「ツライ」という大義名分があるのかもしれないが
走らない地元の人やそこを通った人からしたら
「汚すならこんなことやらないでほしい」
と思うのが必然だ。
僕も今日その1人に加担してしまったことを恥じる
せっかく色んな問題を抱えながらも
マラソンやトライアスロン、トレイルランをやれる環境がある
ことに感謝をしたい
少なくともそれが誰かの不愉快の上に成り立たないようにして
長く続けていけることを願います。
サハラマラソンの仲間にサハラの借りを返そうと思ったのに追いつけなかった
悔しいぃ〜^_^
あれ?捻挫治ってる(笑)
2017.3.19 長栄潔