人生苦なくして楽なし〜長榮潔〜

同級生と会社の子と僕

 
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2013年人生はじめてのトライアスロン(swim bike run)に挑戦 15歳以来運動とは無縁の堕落した世界を生きて来た僕が 世界三大タイトルの IRONMAN ultramarathon100㎞ DMSサハラマラソン に死ぬまでに1度挑戦して完走してみたいと覚悟した 1㎞走れなかった32歳の僕が途方もない挑戦をしながら 人生に社会に経営に家族に生きるということに本気で向き合っている ロクデナシの僕にできるんだ他にできない人なんていない  人生はequalだ 仕事も家族も遊びもバランスが大事

三流のお父さんは家庭を省みず自分の好きな事とやりたい事だけをやる

二流のお父さんは家庭のためにと自分のやりたい事と好きな事を諦める

一流のお父さんは家庭の事もやり自分のやりたい事もやる

 

 

僕は三流だw

先週ちょっと運動会に参加してちょっと毎週お弁当作ってちょっと妻がヨガ行ってる間は子供の面倒見てるぐらいで

週末は我が物顔で自分の時間にするw

 

しかし妻には

「いない方が口うるさい事言われなくて済むからどこへでも好きなところへ言ってください」

と言われた(笑)

 

なんて楽な妻だ

僕は「早く帰って来い」とか言われようものなら真っ先に帰らなくなるタイプ

 

そして、

週末はbike練習兼ねて伊豆は最南端の下田まで行きつけの旅館に最高の温泉とご飯を食べにGo!!

 

誰か行く人いるならと声をかけたら会社の子が4人同級生が1人計6人が手を挙げた

 

何度も「苦しくて辛いからやめた方がいいよ」と特に会社の子には言ったのだけれど

 

「自分と戦いたい」

なんて言うから連れてかないことを諦めた

 

そして苦行のようなrideは始まった.

 

 

 

 

自転車素人3人

玄人1人(腰にコルセットw)

 

大丈夫かこれ?たどり着くのか?

 

 

小田原までとりあえず最低限のマナーと事故だけ気を付けさせてみんなで一緒に行く

 

あれ以外とみんな走れるw

 

小田原から各自走力ごとに自由行動

 

1人ついて来たと思ったら中学校の同級生でウルトラマラソン一緒にやってる割には自転車はど素人の次郎

 

どんだけ飛ばしてもついてくると思って僕がやはり自転車遅いのかと思ったら40㎞超えてるw

 

こいつはさ

中学校の時から僕とは真逆で

優等生で勉強もできて運動もできて女子にもモテてカッコよくて背が高くて

ダメなとこねぇじゃねぇかと思ってたw

 

僕は勉強なんてもってのほかでサッカー部も彼女できたらやらなくなって友達の親からはナガエくんと遊ぶなと言われる部類

 

10代の頃も僕みたいな奴には呆れて関わりたくもないんだなと思ってたけど

まさか30代過ぎてマラソンキッカケに遊んでくれて

 

嬉しかった

性格までいいのかよとむしろ呆れたね

 

そんな次郎が唯一得意だと思ってたトライアスロンでもついてくるんだからやんなっちゃうよ(笑)

 

結局途中少し待ちながらも下田で合流温泉宿へ♨️

 

さて残りは真夜中かなと思ってたら

 

飯の時間までに帰って来やがった

 

トライアスロンもやってなきゃほぼbike素人だよ

1人パンクがどうしても直らなくて輪行になっちゃったけど

すごい悔しがっててまた挑戦しますって何度も言ってた

 

人生には

 

過酷と言われるものへ挑戦する人間としない人間がいて

その次に

挑戦してダメだった時、壁にぶつかった時に

不貞腐れて諦める人間と悔しさをバネに再挑戦する人間がいる

 

今回、一緒に参加したメンバーはみんな挑戦し続ける人間なんだと思う

 

僕は10代も20代もほんとにクソみたいな生き方して少しでもめんどくさいこと過酷なことからは目を逸らして壁にぶつかれば諦めてきたから

 

こういう人間を見ると本当に心から尊敬する

 

人生を悔やんだり後悔したことはないけど

 

一瞬、あの中学生の頃に戻れたらもっとまともに生きたかったと頭を過る

 

 

次の日、温泉で復活して慣れてる僕は帰りももちろん自走で帰ろうとしたら

同級生の次郎は自走でついてくるとか言いやがる

 

しかも帰りは天城峠を超えて箱根峠も超えて180㎞帰ろうだってさ

 

呆れると尊敬を通り越して

 

これが経営者になる人間と雇われて終わってしまう人間の違いなんだなとヒシヒシと痛感

 

自転車素人だよ

通勤ぐらいでしか乗ったことない奴が

汗だくで必死になりながらも

「諦める事を諦めた」

とか言いながら

 

天城峠を超えてきた

 

 

 

 

箱根峠を超えた頃には

いちを「どう大丈夫そう?」と聞いたら

 

「ここまで来たら行くしかないでしょ」

 

結局自転車40㎞以上続けて乗った事ない奴が360㎞走り切りやがった

 

こいつはトライアスロンとかも本気でやってるわけじゃなくて

あくまで人生の一環として趣味程度に取り組んで

仕事も自分でやって

家族も子供3人大切にしてる

 

 

こういう奴を一流って言うんだろうな(笑)

 

同級生に負けたなんて思ったこと何においてもただの1度もなかったけどダメだ勝てねぇこういう奴には

 

きっと色んなレースーでも入賞する人ってこういう人達なのかな

 

ちょっと落ち込んだけど

うちの会社の子達には僕なんかよりこういう人と少しでも接することができて必ず刺激になったと思う

 

そして社会に出たらこういう奴がゴロゴロいて競い合って生きていかなきゃいけないことを肌で感じてほしい

 

それは

トライアスロンでも仕事でも

人間の最大の目的である

『幸せになる』

という事の最大の大切な要素な気がした土日の週末ride

 

 

あいつはいい奴で優等生

ぼくはやな奴で劣等生

 

 

人生50歳になった時も一緒に走れてたら最高に楽しいな

 

 

 

ただただ楽しかった360㎞

 

2016.6.4 長栄潔

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2013年人生はじめてのトライアスロン(swim bike run)に挑戦 15歳以来運動とは無縁の堕落した世界を生きて来た僕が 世界三大タイトルの IRONMAN ultramarathon100㎞ DMSサハラマラソン に死ぬまでに1度挑戦して完走してみたいと覚悟した 1㎞走れなかった32歳の僕が途方もない挑戦をしながら 人生に社会に経営に家族に生きるということに本気で向き合っている ロクデナシの僕にできるんだ他にできない人なんていない  人生はequalだ 仕事も家族も遊びもバランスが大事

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