戻ってきた四国
四国は別格
高野山の住職を持ってしてもそう言わせたほど四国は特別な場所
2年前四国のお遍路八十八箇所巡りをどうしてもやりたくて
なぜあのタイミングだったのかもわからないけど
2週間以内限定で時間を作れて自転車で回った
僕の人生はそれをキッカケに何かが変わったかと言われればそんな事はないけれど
それでも四国は行ってよかったと思えた場所であり、今までの修行の中でもそれなりに過酷なものであった
その時の話はブログでも14日分をノーカットで記していたので今はその話は置いておきます
その時にいつか必ず死ぬまでにまた今度は自分の脚だけで回りたいと誓った
今すぐにでも行きたいけれど
自問自答した時に
それは今やるべき重要な事ではないから今はできない
それともう1つやりたかったのは
以前、東京の初台の知り合いの焼き鳥屋さんの前で阿波踊りを見て感動して
これよりも規模の大きい本場徳島の阿波踊りを見たい
かれこれ何年も前からそう想っていた
四国のお遍路を回った時にも徳島を通って
こんな苦行ばかりしてないで阿波踊り見に行きたいなと感じたものだ
そして、何年越しで今年ついにそれが叶った
家族と子供の夏休みの旅行兼ねてと会社の子の結婚祝い兼ねてとあまりにも徳島に縁が重なったから遂に決行
なんだろこの四国の落ち着く感じは
田舎がない僕は幼い頃からお盆や正月に帰る場所はなかった
車で30分の地元に帰れば隣にあるのはケンさんの顔だ。もはやいつも会社で見てる。
東京生まれ東京育ち悪そうな奴は大体友達だ…
田舎がある人が羨ましくてね
そんな想いもあってか何故だか会ったこともないお爺ちゃんの墓参りはここ10年近く毎年欠かしてない小さな行事になっているのは田舎に帰ってる気分にもなれるからかもしれない
そして四国を田舎なんて呼ぶのは図々しいにもほどがあるけれど
あのお遍路の2週間はそう思わせるほど熱く貴重な経験だった
今回色んな縁が重なって四国の徳島に最高の時期に来れた事は全ての繋げてくれた人達に感謝だ
念願の阿波踊りも家族で観れて
死んでもいいまではいかないがガラにもなく幸せだとしみじみ感じてしまった
子供は夏休みの海を満喫して
妻は阿波踊りを楽しんで
僕にはもう1つ次に四国に来る時にやりたいことがあった
それは、
四国のお遍路八十八箇所巡りを
1番〜10番だけもう一度回りたかった
何故ならば、2年前にお遍路回った時に
順打ち(1番から順番に回ること)で11番まで回った時に、御朱印を掛け軸に出来ることに気づいて慌てて始めた
そのため掛け軸の御朱印は11番〜88番までしかない
これをいつか家族と完成させたくてね
さすがのスパルタな僕でもお遍路八十八箇所回れとは大切な家族にでも思えないwそれほど過酷だった
だけどその時の感じた思いをほんの少しだけでも共有したくて1番〜10番までは残したままで、いつか家族で回ろうと思ってた
それを飾れたらそれこそ家宝だ
そして阿波踊りに続いて明日その夢も実行できる
僕は来月のCCCのトレーニングも兼ねてRUN
だいたい42㎞ぐらい
本当は一緒に全部3日ぐらいかけて歩きたかったけどその時間はとれなかったので今回は僕だけRUNで家族は車でw
2年前にやりたいと思った事をやれる事を噛み締めて回ろう
あの時に一緒に回った仲間の幸せも願って
なんせお遍路の最中願った事は全て叶ってしまった
あんまりそういう事は信じない僕もさすがに驚かされた
願っただけでそんな次から次に叶うものなのかと
こうした小さな「やりたい事」をたくさん集めると
やがて大きな成果になる
そんな事を身を以て感じさせられたのがお遍路だった
四国はご飯も美味しくて空気も美味しくて海も綺麗で山もあって最高だなぁ
いつ出来るかわからないけど僕は将来引退した時の永住先をずっと探してる
たった2日で四国がその候補になるほど素晴らしい国だ
踊る阿呆に見る阿呆
どうせ阿呆なら踊らにゃ損々
土曜日にトレイルで足の捻挫して心配だったけど日曜日にいつもお世話になってるメジャトレに行って
「二日後走れるようにしろ」
と無茶な注文したら
今日の朝、走ってみたらさほど気にならなかった
やってる事は無茶苦茶だけど僕はケガしてもジッとしてると余計固くなって良くならない気がしてしまう
いつも走り始めると急激に良くなる
とは言え明日は少し中距離だから回り切れるか心配だけど
念願の本当の結願だ
頑張ろう
2017.8.14 長栄潔