〓IRONMANへの道.〓

人生苦なくして楽なし〜長榮潔〜

ヴィーガン(完全菜食主義者)

 

マズイことが起きた

 

この本を読んでる途中なのだが

あまりにも衝撃的過ぎるのと

自分が目指している生への境地に限りなく近過ぎて

一字一句逃したくないくらい食らいつくように読んでいしまう

 

ただでさえ影響されやすい僕が影響されないはずがない

 

 

 

 

 

 

僕が会社や走る事を通して手にしたかった事は

金を儲けることや速くなることが本当の目的ではなく

 

自己の成長と人間としての成長

 

これに尽きるんだ

 

金や速さはその過程で必要な1つの手段に過ぎず目的ではない

 

だから社内でトラブルや問題があった時に僕が大事にしてきたのは損害が出るかどうかや損得で決断するのではなく

その子の為になっているかどうかで決断をして来たつもりで有り

 

だからショートではなくロングにこだわってより過酷でキツいレースを探しては挑戦して来たのもその中で味わう極限状態を乗り越える事が必ず1番自己の成長に繋がると信じてきたから

 

 

そしてこの本のウルトラランナーの世界チャンピオンのスコット・ジュレクという人は

食事走る事を通して極限までそれを実践している

 

ただ問題なのは彼が

ヴィーガン(完全菜食主義者)

だという事

日本ではあまり馴染みのない言葉だが

要は肉や魚、加工食品を一切食べずに主に野菜類だけしか食べないで生きている人達の事だ

 

魚は食べるとか卵は食べるとか言う人たちの事をベジタリアンと呼んだり段階があるようなのだが完全に菜食な人達の事をヴィーガンと言うらしい

 

もちろん僕はヴィーガンではないし何より肉が大好きで米も大好きで食べる事が大好きで1食で米3合食う時もあるほど大食いだ

 

しかし先月この本を読み始め5月の100mileレースの為に体重を落としたかった事もあり肉と米の量を減らし野菜の量を増やして行った

さらに今月この本を読み進めると野菜類からでもタンパク質も充分な栄養も取れる事を知り色々試してみる

 

そして先週の土曜日、彩の国に走りに行った朝、

ぼくは自分の中のRUN史上長距離を走るのにはじめて走る前に炭水化物をゼロにして野菜だけでスタートした

 

結果4日連続のフルマラソンで脚も保たず2周100㎞走る予定が1周50㎞で辞めてしまったのだが

実は理由はそれだけではなかった

 

すこぶる調子が良すぎたのだ

 

脚の疲れはあるにせよ

朝、野菜しか食べてないのにまったくお腹が減らない

山も最後まで走れる

結果先月9時間かかって走ったところを実質7時間50分で走り切ってしまった(まさかの道間違えて15分下って上ったのを差し引いて)

このタイムは去年の大会当日と比べても1時間速い

しかも去年とコースが変わり実質1周目だけで時間にして30分以上は難コースになっているにも関わらずだ

 

自分でも驚いた

 

トレーニングや筋トレに食事がかなりの比率で大切な事は理解していたつもりだが

食事を変えて僅か1ヶ月ちょいでこんなに走れるようになるとは思わなかった

 

もちろんここまでに取り組んで来たトレーニング自体の成果もあるとは思う

しかしあの動ける感じ次の日の疲労感の無さは

確実に取り組んで来た食事が影響している

 

少なくとも8時間走って腹が減らなかったことはなかったし

いつもなら家まで我慢できずに帰りに頑張ったご褒美にラーメンでも食ってるところだが

家まで余裕で我慢できたし帰って頬張ったのはたっぷりの野菜サラダだ

 

50㎞で辞めてしまった僕が言うと言い訳がましく聞こえるかも知れないが

50㎞をあのスピード・ペース・心拍・疲労感で走れて実は満足してしまったのもあるのだ

 

1年間あの山モンスターを乗り越える事だけを考えて来て

ずっと背中すら見えなくて途方に暮れていたが

初めて背中が見えた 完走できる道標が見えた

※ちなみに前回の大会の完走者15人の1周目の通過タイムは1番遅い人で8時間14分。つまり1周目このタイム内に入れてない人は1人も完走できていない上にさらに今年はコース変更により時間にして30分前後過酷になってる。そこを7時間50分で回れた。

 

フルマラソン4日連続の後にそれが出来たのは僕ごときだと満足してしまうのも当然

 

ただもちろん暑さ等もあるのでまだ課題はある

だから僕はあと1ヶ月また見直して初心からやり直す

 

 

この本と出会い読んで行けば行くほどバラバラだった練習や食事、人間性、生きることの意味が繋がっていく

 

IRONMANの目標を達成する為にバラバラの練習が最後見る見る1つに成って行った時と同じ感覚だ

 

 

このタイミングでこの本に出会えたのも必然だったし今でなければ感じれないことだった

 

僕の心はヴィーガンという完全菜食主義者という食事に置いての究極の到達地点に憧れていく

 

肉と米と酒が大好きな僕なんかに無理だと何度も考えたが

このスコット・ジュレクという人間もまた僕以上にマックドナルドのハンバーガーが大好きで自分には無理だと思っていた人間だ

 

 

ただ冒頭で『マズい』と言ったのと文中で『問題』と呟いたのは

 

 

僕、これでも飲食店の社長でましてや肉と酒中心の焼き鳥屋だ(・・;)

今日の仕事の打ち合わせは焼肉屋を始めるかどうかの話し合いだ

 

肉真っ盛りなこの職業のど真ん中で

 

『完全菜食主義』なんて有り得ないか…

 

 

いや…スコット・ジュレクもウルトラランナーでヴィーガンなんて無理だと世間から罵られたが成れた

 

だったら成れない道なんてないのかもしれない

 

 

初めてトライアスロンを知り

IRONMANレースというものがある事を知って、いつかは自分もと憧れた

サハラマラソンに出て100mileウルトラトレイルレースを教えてもらってワクワクが止まらなかった

 

ヴィーガンという完全菜食主義者がウルトラマラソンをやりながら生きていることを知った今の気持ちはとてもその時の気持ちにそっくりだ

 

きっと10年前

僕が走る事も3年間お酒を断つ事も

誰も信じれなかった

僕だって信じれなかった

 

だけど僕は今、3年間の断酒もやり遂げ毎朝15㎞週末50㎞走る事が苦でもなくルーティン(生き方)になっている

 

もしかしたらヴィーガンみたいな生き方もあり得るかも知れない

 

 

2018.4.17

 

 

 

 

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