レースじゃなくても走れる

僕がレースに出なくなった理由
トライアスロンと出会いIRONMANの世界を知り
2年前に出たIRONMANの数は年間で10本
昨年それよりキツいトレランと出会い大小レース年間28本
そして今年のレースは年間3本(笑)
このギャップw
年間何本もレースに出てると1つのレースが終わったらもはや次のレースの調整に入らなくてはならない
マレーシアのIRONMANに出て2週間後コズメルのIRONMANがあった時はコズメルでレースのバイク途中じぶんの泊まってるホテルを通った時に無性に白いシーツとクーラーの効いた涼しい部屋が恋しくなりレース途中で部屋に帰っちゃったよね
そんだけ出てると一つ一つの重みも薄れていく
何より練習ができない
どちらかと言うと僕は練習が好きなのだ
そして最後の決め手は
去年28本出たレース中
3本のレース
・ずっと出たかった新島トライアスロンにやっとエントリーできてお金も払ったのに後からエントリーできてないと言われお金も返ってこない
・2年ぶりに出ようと決心したフルマラソンの横浜マラソン 大雨で中止
・年末のFTR100㎞ 事故で50㎞で大会中止
横浜マラソンなどエントリー3万人近く
FTRにしてもトレランではそこそこ多い1000人近く
新島はよくわからない
エントリー費用はどれも20,000円前後の安くはない金額だ
大会に何度も出ている選手なら当たり前と化しているが
エントリー費用は1円も戻ってこない
なぜ?
運営側は準備にもお金がかかり沢山のスタッフも動いているから
おいおい待てよ
それは選手も一緒だろ
僕にとったら28本中のたかが3本だ
しかし中には意を決して人生賭けてやっとの思いで奥さんからのお小遣いをこっそり貯めて3年越しでエントリーした人もいるかもしれない
それが自然災害や天候で事故で中止になることもあるのは当然だ
強行してさらに事故でも起こればそれは取り返しのつかない過ちになる
主催者は慎重かつ的確な判断をしなきゃならない
しかしさリスクを背負ってるのは選手も一緒だせめて半金返せよ
マラソンランナーやスポーツをやっている人は綺麗事が多い
主催者も大変だ
沢山のスタッフも頑張ってくれた
責めても仕方ない
準備にお金もかかる
おいおい待てよ
じゃあ仮に
飲食店で先払いでお金をもらったりクレジットカードで決済してて
当日に台風で営業中止に店側がしたらお金返さなくて許されるのかよ?
なぜマラソン大会だとそれが許される?
何度も言うが僕にとってのエントリー費用20,000円は大した金額じゃないくれてやる
だけどこの20,000円に絶大なる重みを持って挑んだ人もいるはずだ
せめて運営とお客さんでリスクを半分づつだろ
そして大会は中止にならなかったがハセツネに出て
取り憑かれたように年間レースに28本出た自分から醒めた
PCの前にしがみ付きあの手この手でエントリー権を奪い取り
やっとの思いで出たレースはディズニーランドの乗り物より長蛇の列で
自然の山を走ってると言うより並んでる
まるであの悪夢の富士山登頂のアトラクションみたいだ
そして山に対してなんの礼儀もなく唾を吐きゴミを落とし土を崩し前後で喧嘩し始める選手
必死に出たくて仕方なかったレースがこれか?
全然楽しくない
僕は40㎞地点で走って帰ってしまった
コズメルの時とは違う感情で。
結局はビジネスだ
選手は汗水垂らして練習して仕事と家庭との狭間でもがいて費用も捻出して挑戦するから小学校の運動会のように美化されるが
運営は所詮ビジネスなんだと醒めてしまった
だけど僕は走ることも好きでやめたくない
だから今年のトレランはあまりにもビジネス色のない運営の大会にだけ出る
逆に経営としては大丈夫なのか不安になるw
それに走るのが好きなら大会はこだわる必要もあるだろうか
42.195㎞は多摩リバーならいくらでも取れるし、駒沢公園グルグル回ったってタダだ
自然の山が好きなら週末東横線直通で秩父まで2時間かからない
そりゃあ運営も大変なのはわかるけどハセツネを見て
「あぁこれは金儲けか」と醒めてしまったし
横浜マラソンから来年の優先エントリーが届いて
「おいおい待てよ今年金払って商品をもらってないのにまた買えよってどういうことよ」と苛立ちすら覚えたし
FTRにしても人が亡くなるような事故が起きてしまった
人は死があると弱い
死んでるから仕方がない
死んでるから大変
人の死より重いものはない
しかしそれと安全を行使した選手が大会を最後まで走れないことになんの責任がある
またついつい飲食店に例えてしまうが
お店の営業中に店内で原因わからずお客さんが倒れてお店をすぐ閉める判断をしたまでは許されるにしても
「すみませんまだ食べてない料理も出てない料理のお金も他のお客様は払って帰ってください」じゃ誰も納得しない
勘弁してほしい
去年僕は出ていないがオーストラリアのIRONMANでスイムコースでサメが出てスイムが中止になった
選手も悔しいながら諦めるしかない
しかしレース後の案内で
来年も出てくれる人には約200㌦の割引が適用されるらしい
そういうことだと思う
せめて返せないなら来年も来て欲しいから今年スイムを泳がなかった人は優先して割引きますよ
その気持ちじゃないだろうか
横浜マラソンから届いた案内には
「正規の金額で来年のエントリー優先します」
とあった
アホか二度と出るか
今年の商品お金払ってもらってないのにまた来年買うはずないだろ
来年も台風で中止になったらどんだけバカなんだよ
マラソンやトライアスロンをやっている人は綺麗な人が多い
過酷なことに挑戦していく中できっと心も磨かれて行くのだろう
僕はまだまだ人間ができていないので心の底から
運営側ももっと綺麗になってほしいと願ってしまう。
ちなみに一昨年そのオーストラリアの大会に僕は出たのであの最高の桟橋を回れるコースは僕が出た年で最後になってしまったらしい
あのスイムコースは最高だったのにな
まぁサメに食われたら元も子もないから仕方がない
大会じゃなくてもいい
僕は走ることが好きなんだ
仕事を辞めたら
四国のお遍路を必ず走りたいし
世界180カ国を走って回るのが夢だ
ビジネスとお金にはもうウンザリだ
さて会社は決算だ…(・・;)