子育て主夫日記

生きている世界がいくつもある
仕事に没頭している世界
走ってばかりの世界
家族との世界
真面目な世界
淫らな世界
悪友との世界
その全てが嘘じゃなくて真実なんだけど
たまに本当の自分はどれなのだろうと自分でもわからなくなる
今月の初めは毎朝4時から羽田空港まで30㎞走って移動も走って走って走って全てが走ること中心だった
かと思えば16日に予定より2週間も早く第4子が産まれてしまい生活は一変して主夫になり朝から晩まで子供と過ごす毎日
そして来年になれば今度は全てが新規事業の事になり頭の中は仕事で一杯になるのだろう
僕には僕の人生の中でいったいいくつの生き方があるのだろう
こう見えてあまり器用じゃないから
その時に夢中になってることで精一杯になる
仕事なら仕事 遊びなら遊び 家族といるときは家族
今はとにかく主夫
本当は計画分娩だったから12/1から2週間育休とって家の事を全部やるつもりだった
だからそれまでに色々終わらせておこうと11月に入れていた予定が全て総崩れw
マイッタとしか言いようがないがやるしかない
しかしすでに頭の中は
朝から
ゴミ出しのこと
朝食とお弁当
掃除に洗濯
送り迎え
子供の習い事
そうこうしているうちに夕食
さすがに11月前半の自分との戦いとのギャップが激しすぎて頭がこんがらがったが
大抵のことは4日で慣れる
それに毎日40㎞走るのがキツすぎたから
主夫が楽すぎる(笑)
料理は嫌いじゃないし掃除も割と好き 洗い物はお店に比べたら少ないし
めんどくさいのは洗濯ぐらいかな 天気に左右される
僕が今回の主夫生活で自分に決めていた事は
栄養バランスを考えて1日3食とお弁当を手作りする
お弁当と朝ご飯が同じになりがちだけど必ず分ける
子供が喜ぶものと栄養バランスをしっかり考慮する
下の子がまだ2歳だから少しだけ大変だけど
たぶんうちの子ほど聞き分けのいい子供はいない
明日の用意 洗濯たたみ 食事の支度
これらを自分達でやらせることでなんとかなる
2週間育休とは言え、僕が経営者だから自分で調整してできること
本来なら休みたくても休めない日本の働き方
だからこそ休ませてもらっているのだから
手を抜かず精一杯本気で主夫をやりたい
幼稚園のお母さんが3人抱えている僕を見てみんな優しく心配してくれるけど
ほんとに先月のRUNに比べたら楽w
体力だけは自信があって良かったこんなところで役に立った
いつかどうにかしてうちの全社員が子供が生まれた時には育休をとれるような環境にしたい
果たして育休があっても世の中の父親がどこまで本気で育児を手伝ってるかわからないが
毎晩20時に子供を寝かせると僕もクタクタで今日まで1週間ブログを書く余裕もなかったがやっとルーティンに慣れてきた
子供と過ごしたくても過ごせない親もいて
子供と過ごせるのに過ごさない親もいて
生きていたくても生きれない命もあり
生きれるのに生きない命もある
世界のどこかでは今も戦争をしていて子供が犠牲になり
昔見たインドでは親が稼ぐ為に我が子の腕を切断してた
日本でも自らの子を虐待で死に至らしめる親もいて
それとは裏腹に贅沢に生きる子もいる
僕にできる事はなんだろう
僕にできる事はなんだろう
必至に考えるけれど答えはわからないから
僕は今日も精一杯この子達を愛したい
うちにはテレビもゲームもないから
会話は途切れることもなく
こんな紙切れのオモチャで1時間は盛り上がる
僕はこの子達が大好きだ。