社員面談2019
押し潰される寸前だった…
今月の頭から社員全員と順番に社長面談を開始した
社長面談なんて言えば聞こえは偉そうだが、過去の経験からすればむしろ従業員の愚痴をひたすら聞くことになる僕としては気の重い課題である
それでもやらなきゃいけないのは
今年から海外出店が中心になってしまう今こそ
僕が最後にやらなきゃいけない仕事だった
誰でも愚痴なんて聞きたいものではないし
できることなら現状から深入りせず知らなくとも目を逸らしたいことだってある
それは社長だって同じだ
だけれど物事は目を背けても好転はしないむしろ悪化の一歩を辿るだろう
そこから免れる方法はただひとつ
目と目を合わせて
膝を付き合わせて
言葉１つ１つに耳を傾けて
他人事を自分事と考えて
出来る限りのその時の最善の方法を探して
行動するのみ
それでも拾えない事だってある
それでも解決できない事だってある
だけれどやらなければもっと拾えない
そう思って僕にとっても気のお重いやりたくなくてもやらなくてはならないことをやる
しかし想像以上にその任務は重かった
現場に出なくなって数年
思っていたよりも従業員との距離を良くも悪くも感じて
嬉しいこともある反面ショックなことも多々あって
僕自身の心の方が何十人もの重圧に押し潰されてしまいそうだったこの数週間
それでも嬉しかったのは面談やるって言ったら
面談なのに焼肉食べながらやりたいから社長連れてけと言ってくれる子がまだいたり
覚悟をして僕なんかを頼ってくれる子がいることはこの上ない喜びだ
本音で話せなくなるなら会社なんてない方がいい
本心を聞けなくなるなら会社なんてデカくしなくていい
労働基準法を守ってくれないなら店なんて潰してもいい
本気でそう思っているのにそれが伝わらないのはまだまだ僕の本気度が足りないからか
「社長は本当に売上が下がっても労働基準法を守った方がいいと思っているんですか？ 経営者ならそれより利益のが大事じゃないですか？ 綺麗事ですか？」
こういう声が出るということはまだまだ僕の本心が伝わっていないのだろう
ただただ日々反省
法律は人間がつくったものだから免れようと思えば抜け穴はいくらでもあるもの
だけれど僕がゴキゲンファミリーでやりたいのは綺麗事を最後まで貫き通すこと
だけれどみんなありがとう
今日から半月L.A
この続きは帰ったらまたやろう
従業員と女の子にご飯を奢ってもらうくらいなら行かない方がいいと思ってるんだけれどこの日は焼き肉を始めて奢ってもらってしまった
ありがとう美味しかった
