ありがとう山梨ありがとうゴキゲン鳥ありがとうみんな
1ヶ月の山梨生活終了
年明けすぐに山梨でゴキゲン鳥を開店させるべく住み込み始めて1ヶ月
本当はまだずっと居たいのですがそろそろボクは潮時な気がするので帰ります
またすぐに東京の駒沢で新しい業態の開店をしなくてはならないこともあるので
10軒近くの飲食店の開店にこの10年で関わってきて、毎回感じるのは、次のステージのためにボクは毎回そのお店を離れなくてはならないツラさ
どんなお店でも当たり前の様に作る前から魂を吹き込んできて愛着が沸いてきて、そして離れなくてはならない
できればずっとここで大事に大事にお店を作っていきたいそう思うのに、次のお店を出店するには否が応でも誰かに任せてボクは次へ行かなくてはならない
今回、韮崎のこのお店はやりたいと言ってくれた店長の洋介に託す
時短要請とか工事の遅れがあってオープンが少し遅れてしまってお店で何かを教えられる時間はほとんどなかった。
それでも必死に一つでも多く少しでも丁寧に本気で伝えた。
ボクがなんでこのお店をやろうと思ったのか
焼き鳥の焼き方、お店の創り方、お店を継続するためにできること、
教えられる限りを洋介に教えた
そして、感じたことは
たぶん今までに創ってきた飲食店の中で彼が1番自分の任されるこのお店を愛してる
どうしたら良いお店ができる
料理にこだわり素材にこだわり飲み物にこだわりお店の作りにこだわり
彼がボクよりもそれらをより多く考えていると感じた
だらきっと大丈夫
毎回そう思っても毎回ダメなこともたくさん経験したけど
きっと今度は大丈夫
そう何度だってボクは信じる
何度でも信じる
そして帰宅する最後の今日
山に登りたいと言った女の子の従業員と嫌々ついてきてくれたカズと小さな山に登る
ツルツルのおしゃれ靴しか持っていなかったからその子に靴をプレゼントする
もちろんプレゼントの靴はOnのシューズ
もう今までに何人の好きな子たちにプレゼントしたかわからない大好きなOnのシューズ
靴だけじゃなくて、自転車や時計とか色んな物を従業員にプレゼントしてきたこともある
そしてたいてい何かをもらった子達はたいてい不義理に辞めていく
もうあげるのが馬鹿馬鹿しくなることだってあった
だけど、それでもこうしてまた大好きな子には、「きっとこの子は違う」と信じてまたあげる
お店を引き継ぐ店長にも
何かをプレゼントした従業員にも
何度失敗してもボクはまた信じる
きっと今度は上手くいくと毎回信じて
何度でも何度でも