ビザゲット!!.

安西先生は言った
「あきらめたらそこで試合終了」
あきらめの悪いボクの好きな言葉だ
アメリカで出店
アメリカでレストランを出店しようと思うと、当たり前ながら色んな壁にぶつかる
ボクのようにバカみたいに誰の伝手もなくゼロからやろうと思えばなおさらだ
- そもそも物件を貸してもらえない
- 工事業者になめられる
- パーミットがとれない
- 従業員と上手くいかない
- 食材が手に入らない
他にも色んなことが起きる。
そして外国の企業は当然その壁に阻まれて諦めて志半ばで徹底していく
ボクも数えればキリがないほど徹底するポイントはあった
だけれどボクには帰る場所がなかった
だからどんなことがあってもここでオープンして身包み剥がされて明日の家賃すら払えなくなる寸前まではやり続けるしかなかった
そしたら、計画から6年
物件借りてから2年
あまりにも長い月日と時間を労した
ここまでのアメリカで費やした金額は2億円
- ゴキゲン鳥の物件に1億2千万
- ※上記の内4,500万は騙された
- 3人分のビザに4,500万
- 私生活と出産含めて3,000万
我ながらよくこのキャッシュを捻出したとおもうが、もう余裕で一文無しだw
世田谷の4階建ての高級住宅も手放し
日本のレストラン7軒失い
それでもボクが手に入れたかったものは
「物」や「金」ではなく
この生きた経験だ。
男の子なら誰でも幼い頃に経験したことがある
プラモデルは作っている時だけが楽しい
できたら大した価値なんてない
子供がそんなおもちゃを手に入れるまでの過程をリアルな現実社会で世界最強のの国アメリカでゼロから挑戦してどこまで通用するのかやる事に意味があった
ここまで上手くいかないことばかりだったけど
なぜだか急に最後の歯車が合わさり始めて
絶対に間に合わないと思っていた、
淳とDAISUKEのビザに一縷の望みをかけて
4/18にオープンを引っ張ったら
4/17にビザが降りて速攻で飛行機乗らせて
米国時間17日に合流できたw奇跡

LAX
2人が16日に17日のフライトもう間に合わないので変更しますか?って言ってきたから
慌てて、
もし明日の朝ビザおりてきたらどうするんだ!って言いたくて焦って
「あきらめるナラ!!」
ってメール打っちゃったら
本当に17日の朝にパスポートが帰ってきた(笑)
試合は最後まであきらめたらダメだ
たとえあと1秒しかなくでその1秒が経過するまでは諦めちゃいけない
但し1秒でも過ぎたらそこで試合終了

さぁ行こう
海の向こう側で70年前の借りを返す