一難去ってまた三難
人生とは喜劇だ。
何度、この言葉を使えばボクは気が済むのだろう。
ロサンゼルスに「ゴキゲン鳥」を創るのに、
気づけば7年もかかってしまった。
思えばパンデミック前2018年、単身渡米して何がなんでも焼き鳥屋をロサンゼルスに出したくて、知り合いもいない、ツテもないところから始めて、やっと物件を借りられそうなところまで来たら、まさかの世界ロックダウン
慌てて日本に帰るも、
日本のレストランは全部潰れて、100人近くいたスタッフは8人にまでなり、事務所もレンタルオフィスから出直して、アメリカ出店どころじゃなくなっちゃったけど、
やっぱり諦め切れなくて、切実に準備だけは虎視眈々と進めてきて、
やっとビザ取って渡米再開できたのが2024年
さぁ今度こそオープンできると思ったら、アメリカの厳しさを直撃させられて、それでも諦めないで全財産注いで粘って粘って、
もうビジネスとしてはもはや成り立ってないじゃんというところまでいっちゃったけど、
これはビジネスとか金儲けとか、損得じゃなくて、
ボクの生き様なんだ

飲食店を始めた28歳の頃からボクの人生は、
これで失敗したならもう悔いがないくらいやったと言い切れるくらい、また過去に戻って同じことやれと言われたら、二度とできないと言い切れるくらいやってきた。
今回もまた一緒
もう二度と同じ道は歩めないと思うほど苦しく険しい道のりだったココまで
そんなやっとスタートラインが見えたところまで来たらまた困難
こんな状況下の中で2週間ちゃんと全部準備を滞りなくしている自分をたまには褒めてやりたいくらい
ずっとボクは1人だった
誰も褒めちゃくれない
立場上、やって当たり前、お前ならできる大丈夫と言われ、気づけばほんとに嫌でもなんでもやりきるようになってた
だけれどそれは本当に普通のことなんかじゃなくて、必死に涙を見せないでやってること
やっとここまできた。
何があったって全力でやり切るしかない

この日本から持ってきたこの熊手を
やっとお店に飾れる日が来た。
みんながあきらめてもボクは諦めない