人生苦なくして楽なし〜長榮潔〜

明日10/6(日)妻の初ウルトラマラソン100㎞ 実況生中継

 
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2013年人生はじめてのトライアスロン(swim bike run)に挑戦 15歳以来運動とは無縁の堕落した世界を生きて来た僕が 世界三大タイトルの IRONMAN ultramarathon100㎞ DMSサハラマラソン に死ぬまでに1度挑戦して完走してみたいと覚悟した 1㎞走れなかった32歳の僕が途方もない挑戦をしながら 人生に社会に経営に家族に生きるということに本気で向き合っている ロクデナシの僕にできるんだ他にできない人なんていない  人生はequalだ 仕事も家族も遊びもバランスが大事


消費税が10%になって軽減税率も始まって世の中は混乱するのではないかと思われていたが期待していたほどの混乱はない

世の中はそんなもんだ。という言葉で大抵のことが片付いてしまうほどこの国は特に平和ボケしている

最近、妻にお古のApple Watchをあげたのだが設定まで終わったところで妻は床に落として見事に画面が割れた。
ショックで座り込んでいる妻を見て僕は不思議に思う
妻はおそらくそんなことは起きないと思っていたのであろう
しかしApple Watchは落とせば割れるものである

みなその覚悟ができていないのだ

乱暴に扱えば物は壊れるように
会社も気を抜けば倒産するし
家庭も油断すれば崩壊するし
健康は気をつけなければ病気になるし
日本はこのまま行けば経済破綻するし
最愛の恋人とも些細なことで別れは来る

しかしみなそんな事は起きないしなんとかなると思って常に生きている
本当にその覚悟ができている人間などそういないのだ
と言うよりもできれば不都合な事実からは目を背けてその日が来る直前まで知らない方が良いのが人間でありこれがほんとの幸せ者な愚か者なのだ

なんせ動物の中でいつか自分が死ぬ事がわかっているのに必死に幸せになろうと生きているのは人間だけらしいから


つまり僕が言いたいのは消費税が上がるのは譲る
しかしそれなら無駄な経費も同等分削って欲しい
なぜいつも負担するのは弱者ばかりなのだろうという事


日本が破綻しようが消費税が理不尽に上げられようが
僕らは今日も最善を尽くして生きていくしかない

ただそれだけでは味気ないから
僕らは時に歌を歌い絵を描き野山を走り
必死に自分が生まれた意味と生きてる意味を問いながら人生を一歩づつ終わりに向かって走っている

 

今週末は遂に妻の富士五湖ウルトラマラソン100km


ウルトラマラソンのためにApple Watchを設定した妻は見事に前日に使えなくなるという不運に見舞われたがそんな事は大した問題ではない


妻は4月に仲間の挑戦する姿に触発され
絶対に軽はずみに1番言ってはいけない僕の前で
「私もウルトラマラソンに挑戦してみたい」
と言ってしまった。

実はこれには裏話がある

ぼくは妻の気が変わって反故にされる前にすぐ70㎞部門にエントリーした

そして5月から妻のウルトラマラソン完走企画が始まったのだが
5月はRUNゼロでまずは練習できるコンディションにするためにダイエットから
6月はダイエットしながら姿勢と歩く練習のみで合計12㎏くらいダイエット成功
7月からやっとランニングをまともに開始

コンディションをちゃんと調整したので調子良くメニューをこなす彼女が調子に乗っていたので、勝手に僕はすぐさま大会事務局にメールしてこう送った

「調子が良いのでなんか100㎞でも行けそうなので100km部門に変更してください」事務局は二つ返事で了承してくれた。

果たして出産4人フルマラソンもまともに走れたことのない妻がいきなり100㎞完走できるのだろうか

8月 月間走行距離を300㎞まであげて朝は13㎞RUNと坂道ダッシュが基本
9月 距離は減らして150㎞くらいスピードトレーニング

1度だけ僕と一緒に15㎞走ったらついてくるから面白くなって㎞/4分30まであげてもついてきたのだが、その後脚が痛くなって走れなくなってた

いつも脚を引っ張って余計なことをするのは僕だ…

申し訳なくなってケアを何回か入れたら治ったみたいで安心した


妻が家事と育児もやりながら今まで通り一切の妥協をすることもなく僕のワガママな食事にも徹底してこなしながら、勉強兼ねて添加物マイスターを取りに行ったりしても、ちゃんとキツい練習をほぼ9割以上こなしてきたのは僕が1番近くで見ていた

ウルトラマラソンやIRONMANでほんとにキツいのは本番じゃない

プロアスリートではない僕らが日常の仕事や業務をこなしながらキツい練習を継続していかなくてはならないことにこそキツさがあり時にはやめたくなり上手くいかなかない時もありそれでも続けることこそが真骨頂であり人が大きく変わり成長する瞬間だ

本番なんてのはそれに対しての成績表の受け渡しみたいなものだ

僕ごときが持てる知識と経験を駆使して計画したことを妻自身はやりきった
僕は正直できないと思っていたが
どうやら妻はその苦しさよりもできなくて僕に罵られる悔しさのが嫌だったみたいだ


やれることはやった

だけどそれほど甘くないのが100㎞ウルトラマラソン

先日仕事帰ってきて徹夜で妻のレースのタイムスケジュールを作った
そして気づいたのだが自分が走る時には制限時間などあまり気にしなかったが
富士五湖ウルトラマラソン何気に関門時間が厳しい
どおりで仲間のジョージが苦しんでるわけだ
ただ長く走れれば完走できるタイムでもない

それに僕の体感的にはIRONMANよりウルトラマラソンのがキツかった

ここまでやりきった妻に敬意を示して僕も明日伴走しようと思ったら
僕は118㎞だからさらに関門も違くて途中道も違くて
本栖湖一周を㎞/4分で30㎞以上ダッシュしないと妻に追いついてあげられないことがわかった


というより僕がそもそもヤバい

妻のガーミンと睨めっこしながら気にしてばかりいて自分の心配してなかったら
9月の走行距離が先週のおごせの試走応援の30㎞のみだった。。月1ランナー。

そのくせ自転車の練習で脚はパンパン

そのくせ自転車の練習は上手くいかない

仕事はL.Aの物件の打ち合わせと渋谷の焼肉屋のオープンも重なって頭はこんがらがるし、セントラルキッチンの立ち上げと配送には思いの外時間を取られてしまっているし、別会社の新規事業とミーティングもあって今週の体調は最悪だ


でも僕はやめないよ

自分で決めた人生だ誰に決められたことでもない

それを途中で諦めたり投げ出すカッコ悪い大人にだけはなりたくない

10代の頃そうだった何も頑張ってない自分には戻りたくない

 

そう…妻と出会って4回目でできちゃった結婚した
チンピラとキャバ嬢のあの頃にも。。


もう10年か結婚して…


 

 

 

チンピラとキャバ嬢丸出し



さぁ明日はジョージと妻の晴れ舞台

仕事も遊びも全部真剣にやり切ってL.Aに繋げるんだ

僕にはもう残された時間が僅かしかない

2019.10.5

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2013年人生はじめてのトライアスロン(swim bike run)に挑戦 15歳以来運動とは無縁の堕落した世界を生きて来た僕が 世界三大タイトルの IRONMAN ultramarathon100㎞ DMSサハラマラソン に死ぬまでに1度挑戦して完走してみたいと覚悟した 1㎞走れなかった32歳の僕が途方もない挑戦をしながら 人生に社会に経営に家族に生きるということに本気で向き合っている ロクデナシの僕にできるんだ他にできない人なんていない  人生はequalだ 仕事も家族も遊びもバランスが大事

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