サイラーになりたくて2021

彩の国トレニックワールド100mile
ボクがはじめてまともに出たトレイルランニングの大会が彩の国トレニックワールド100mileだった。
そもそもトレイルランニングをやったことがなくていきなり100mileに出るなよって話なんだけどこれは仲間に騙されたw
まさかそれが世界一完走の難しい大会だと知ったのはそのかなり後だ
- 2017年 70kmで捻挫敗退
- 2018年 110kmで飛ばし過ぎて力尽きる
- 2019年 70kmで枯渇、嘔吐敗退
- 2020年 L.A滞在予定で棄権したら中止
いやぁ見事な戦歴だw ぐうの音も出ないとはこのこと。とにかく止まったら完走できない大会
1回目の挑戦でまるで完走できる気がしなかったら2回目で調子に乗って死亡
はじめてのトレランでこの有様だったからトレランって全部こんなに完走が難しいのかと思ったらここだけだったw
とにかくずっ〜〜〜と彩の国を完走した者だけに与えられるサイラーに成りたくてトレランを続けているようなもの
もっと言えばトレランに関してはサイラーに成れれば他に欲しいものはない。
4年間このためだけにトレランの練習はしてきている。
同じ頃に富士五湖のウルトラマラソンに挑戦して完走できてなかった友達が前回遂に完走した友達がいた
諦めなければ必ず叶う
次はボクの番だ
ボクは何が何でもココを完走しなきゃいけなくてその思いだけなら挑戦者の誰にも負けない…かもしれないw
試走110km
明日はその大会の試走110km
今の時点でNorth,South,の2周約110kmが練習で21時間台くらいで完走できてないと正直本番は厳しい
その挑戦。本番より緊張するナウ。
今年に入り日本にいる時は必ず月一でどちらか1周を続けてきた。
先日、会社の親友白熊君とご飯を食べていたら、まともじゃなかったロクデナシなボクらはみんなまともに普通にほんとはなりたがっている話になった。
そこで白熊名言、
「だけどそのためにお前みたいに朝から起きて坐禅したりヨガしたり走ったりして苦労はしたくない」
おいっw
そして明日ボクが、山の中を昼夜問わず21時間走りに行く事を伝えて、その道中にお前らが今頃楽しく飲んでると思うと途中で帰りたくなっちゃうよと言ったら、
「なんだよそのただの罰ゲームみたいな自分の弱さと向き合うだけの遊びw」と笑われたw
ほんとだよw
自分の弱さが真正面から逃げ道もない真っ暗な山の中で現れて、怖くて情けなくて押し潰されて逃げ出したくなる。
だけどきっと俺たちがまともになるってそんなものから逃げないで向かい合って打ち勝ったところにしか用意されてないんだ。
もしも君が行けないのならボクが代わりに行く
そしたらもしかしたらこんなロクデナシな俺たちでもみんなで少しはまともになれるかもしれないから

ボクらはロクデナシ
クズみたいな生き方をしてきた
だからまともにならなきゃいけないんだ
もうこれ以上大切なものを失いたくないから
そのために18:30pmもうボクは寝るw
大好きなこの大会をゴールしてサイラーになるためならなんでもやる。
