3月㉗㉘日目月間1,000kmRUNの乱

目次
4回目の週末
ここを乗り越えれば実質終了
今日の予定は100km〜130kmぐらい
これが終わればビールが飲める休める
川越で開催されてる小江戸大江戸200にちなんで『勝手に1人で小江戸大江戸』
世知辛い世の中で、せっかくの大会もエイドに応援に行く事すら許されないから遠くから見守る作戦
さていざスタート結果は如何に?
第一目的地40km地点
だいたい適当に走ると自分の甘えで予定よりも少なく終わりがちだから目的地をある程度決めて目指して距離をあらかじめ試算して行く
最初の目的地は、埼玉は大宮のお墓参り
婆ちゃんの命日だ
このお墓にはボクにとってもそれなりの思い入れと思い出がある

40kmだと思ったら50kmあったけど遠回りしたか、、まぁ長い分には良い
まだ誰も来てないみたいだけどきっと今日明日には来るだろうからお花は1つ空けておく。それより花が長過ぎた。
もしかしたら、11年前の爺ちゃんの命日に、会った事もない爺ちゃんがボクの夢に出てこなかったらこのお墓はなくなっていたかもしれない
だからあれから毎年1回お墓参りだけは欠かしていない。でも婆ちゃんも入ったからこれ年2回行くことになるのか?お墓参りってそういうもの?
とりあえずその問題は今後の課題にして今日は先を急ごう

勝手に大江戸へ
そこから、浅草の方まで戻ってまだ誰も来ていないであろう浅草寺や皇居の表の大江戸を回る
なんかありきたりで飽きてしまったので、独自に裏大江戸を回ることにする
これぞ本当の大江戸(笑)
ここまで来て一旦、風呂に入って仮眠
と思ったら寝過ぎたw
一目でも走ってる仲間を見たかったのに通り過ぎてしまったかたと思ったらちょうど来た!!
川越から北上して100km弱走って、今度は南方に100km、その後おかわりで30kmとか意味がわからん。ボクには無理
帰宅RUN
あとはボクも自宅へ帰るだけ
帰りに駒沢公園に寄り道して何周かだけしてもう少し距離を伸ばしたい
すると、元同じトライアスロンチームの激速の2人に遭遇!
昔は朝練を世田谷発でやってくれてたからよく参加していたけど、この方達とRUNや自転車で走れるのはボクにとってとても魅力的であった。最近はなかったからなんとか少しでも一緒に走りたい
この2人じゃついていけないと思ったら、㎞4分15秒であと3周だというので、これはボクも踏ん張ってついて行けるかも
もう1人RUNは飽きた
なんとかついてノルマを終えて帰宅
夜通し走って(寝過ぎたけどw)なんとか120kmちょっと
これでなんとか今週までのノルマを達成して実質終了の940km
残りは最後にやりたい事があるから31日までお預け
長かった、長かったけどやっと終わった。
4年前のやり残したこと
2017年にボクは月に1,000km走ってみよう!と目標を立てて完膚なきまでに挫折した
これは、ボクには無理なんじゃないかとさえ思わされた。
なんのために月間1,000km走るのかどうかはどうでもいい。やると決めたことをやれないのが悔しくて仕方なかった。
高橋尚子さんにできたんだボクにだってできるはず。ただその思いだけ。
4年越しに走り始めて、また今回も無理かなと自分を信じれないはじまりだったけど、
2017年の挑戦と今月の挑戦をグラフで見比べればそれだけで成長の度合いがあからさまだw
酷いな4年前、、なんの計画性も感じられない


自分で言うのもなんだが美しいw
平日仕事に影響のない朝方30km走って、週末は長めに走る繰り返し
それに何よりも、どこも怪我しないどころか皮ひとつ剥けなかった。
とにかく姿勢を気をつけて、体重が減らないように食べることを意識して体重は1kg減くらいで抑えられた
これでもありえない量を食べていて先週からは胃腸の方が気持ち悪くなっていた
まとめ
2020年たくさんのことを失ってボクは人生のどん底にいた。いや今もまだまだ底深い場所を彷徨っている様だ。
それでも2021年に入って、ひとつづつ取り返そうと思って必死にもがいてる
仕事では山梨にゴキゲン鳥をオープンして洋介が必死に頑張って繁盛させてる
RUNでは彩の国のコースを2周制限時間内にやり切ったり、今月1,000kmを走ったり
家庭の問題はまだまだ続くだろうし大きく争う事になるかもしれない。でも子供のために最善の結果は何かと冷静に考えられる様になった。
ボクはクソッタレだ。誰よりもクソッタレな糞みたいな人生を歩んできた。だけどそれでも人生は続くし過去は過ぎ去る
ボクは綺麗事が大っ嫌いだ
愛だ夢だと語ってるくせして従業員に過酷な思いをさせてるだけの日本の飲食業界も腐ってるし、
妻との離婚調停でも、やっぱり妻を許せる気持ちには到底なれないし、憎しみのがまさってる
それはボクの醜さかもしれないがそれがボクであり本音だ。
SNSではみんな「いいね」を貰うために必死で醜い自分を見えない様にして見栄えの良い虚像を創り上げる。だからちょっと突っ込んだ質問をすると途端に聞こえないふりをする。
ボクは10年前にブログをはじめた時に、上手い事も書けないし、綺麗な人生ではないけれど、なるべく本音でありのままの自分の心を書き出そうと誓った。今でも7割くらいしかほんとの奥底の気持ちはかけていないけど嘘ぱっちだけは書いていない。
挫折しても、泥臭くても、才能が無くても、決して綺麗な歩みじゃないけど、それが人生であり人生なんて輝いてることより闇のが多いのかもしれない。
最近、会社に入った若い子が言ってた
「僕は褒められて伸びるタイプなので褒めてください」
その考えは大いに結構だが、ボクは自分も他人もあまり褒めない。
ゆとり世代は本気で怒られたことがないから、褒めて伸びるのかもしれないが、そうやってヌクヌクと成長してきて、もしも人生で耐え難いほどの困難や挫折にぶつかった時にはどうやって乗り越えるのだろう
本気で怒られたことのない人間は怒られたらすぐ挫ける
人生は残念だが褒められる様な事ばかりではないし、天秤にかけたら上手く行くことよりも上手くいかないことのが多い
会社で上手く行った時に給与が上がって万年の笑みでいた人間が、上手くいかなった時に減給されて不貞腐れて辞めていくのを何人も見てきた
クソだと思う
人間ダメな時にこそ本性や本音が出る
もしかしてボクと妻もそうだったのかもしれない
ボクは会社が潰れかけ苛立ったのは余裕のない本性
それを見て支えようとは思えなかったのも妻の本音
上っ面で生きてきた絆は負の局面では簡単に崩れる。
だからボクはこの国でちょっと何かをやれたくらいでは自分の事も褒めないし、他人のことも褒めない
現代のゆとりの日本人はあまりにもぬるま湯に浸かり過ぎている
世界ダントツの負債国家なのに国民はまだ金を出せと政府を煽る。明日食うものに困る様な事はないのに不満ばかりを並べる。自分の子供にさえ虐待をする親がいて、国の経営者は国会でイビキをたててる。
だけど今日も世界の反対側では、もう何日もまともに飯も食えてない子供がいて、寝る場所も国もなく、目の前に突然爆弾が落ちることもあり、子供が攫われ殺人者に育て上げられることだってあり、高熱が出ても病院にも行けない。
ボクら日本人はどれだけぬるま湯に浸かり平和ボケしてしまったのだろう
50年後の日本は本当に大丈夫だろうか
ボクが今回の挑戦で実践したかったのは、走るキツさや、体力の問題でもなく超人になりたいわけでもなければもちろん金メダルが欲しいわけでもない
毎朝ちゃんと早起きをして、決めたことを続けて、食事を規則正しくとって、夜遊びせずに帰宅して、嫌な事があっても不貞腐れず、ムカついても投げ出さず、怖くても逃げ出さず、自分のダメなところと向き合えるかどうかそんな挑戦だった。
そしたらやっぱりボクの心は真っ黒に汚くて、醜くて、増悪に満ちていた
だけどそれと向き合ったらほんの少しだけ光が見えた
『人生は日々を告白することである』
まだ20代の本気で生きた人の言葉だ
ボクは告白できているだろうか
一歩づつでいい
昨日より今日成長できる人間でいたい
桜がどこもかしこも満開の昨日は走っているだけでお花見だった。散る桜残る桜も散る桜かもしれない、でもいいじゃないか一生に一度の人生だ好きな様に咲き乱れよう