アイアンマンに成りたくて
10代前半まで部活程度のサッカーをやってきた
しかしそれも中学時代に教育実習で来た短大生と恋に落ちてはじめて女性を知りそっちにのめり込む
10代後半は仲間と俗に言う族だった
20代になるも何よりもの人生の楽しみはお金を稼ぐことと好き放題遊ぶことだった
30代になり家の近所をランニングし始めるまで運動とは無縁の人生を生きてきた
自分の中では中学生の時に辞めたサッカーからの15年近くを「失われた15年」と呼んでいる
そんな僕が会社経営も軌道に乗った30歳手前頃
人生の頂点にでもいる気になり高級外車に運転手さんを付けて人生を横臥していた時にその運転手と一緒に出場した
多摩川ハーフマラソン(21㎞)
マラソンとは程遠い
何時間歩いたかわからない
お付きの運転手には開始4㎞で置いて行かれた
僕はこの怒涛の15年間で自分の足で走る事もできなくなってしまったのか…絶望
それから数年その時の悔しさを忘れられずに過ごし
今から3年前の2012年に僕はトライアスロンに挑戦するため家の近所を走り始めた
1㎞走れない息が上がる
毎日続けること1ヶ月
1㎞が3㎞になる
毎日、眠らない街と美女の誘惑に負けていた僕は二日酔いと朝のランニングを自分なりに葛藤しながら続けていた
まずは運転手を内勤に戻し
自分で車を運転することからもはじめた
駐車場の停め方も
ランチの選び方も
道もわからない
僕はこの数年でなんとも堕落しただけのロクデモナイ人間になったのだろう
このままじゃ本当にヤバい
ロクデモナイ人間になり続け僕の人生は終わってしまう
その思いだけがなんとか走る事を続けさせた
まだまだ楽しいとか気持ちいいなんて感覚はまるでない
ただただあの日、自分の運転手にすら勝てなかった悔しが情けなさが
「いつかあいつを抜いてやる!」
悔しさのみが僕を強くした
そして、その頃にメディアで知った
トライアスロンの最高峰
IRONMANレース(swim3.8㎞ bike180㎞ run42㎞)
マラソンの長距離
ultramarathon(100㎞)
なんだかわからないが
サハラmarathon(サハラ砂漠を7日間横断)
この三大タイトルを生きてるうちにいつか挑戦してみたい。。
そんな不確かでありながらなんの根拠も自信もない僕の「走る」という人生は幕を開けた
ただこの時点では3㎞走れない運動する動物としての最下位ぐらいの人種だった
あの日の僕は恐らく幼稚園児にケンカを売られても負けただろうし
亀に勝負を挑まれてもウサギでもないのに寝て過ごしただろう
これを見ている誰もが想像もできないくらい
あの頃の僕は腐りきっていた
さぁ新しい人生の始まりだ
死んでから生まれ変わる事はできなくても
生まれ変わるなら生きてるうちに!!
こんな僕がどこまでできるか挑戦だった
長栄潔
続きは次回。
Comment
直向きに夢を追いかける。夢や目標を漠然と語る奴らより全然かっこいいじゃん!成し遂げて雑音を黙らせろ❗️陰ながら応援してるぞっ❗️先輩より
うった先輩メチャ嬉しい言葉をありがとうございます(^^;;なんかやる気出てきました!
酒解禁したらキャバクラ連れてってください^_^