彩の国トレニックワールド練習2018③回目
雪積もる 山は静かで 恐ろしい
生き物たちの 力源
人間様はたまたま卑怯でズル賢くて武器を使えたから
あたかも生き物界でデカいツラしてるが
1対1なら熊どころか蚊にも勝てないだろう
そんな人間がおごってはならない
なんでも山の綺麗な地面が1㎝削れると元に戻るのに100年かかるらしい
そこに僕らは入らせてもらっているという感謝と謙虚さを忘れたら
自然の脅威を必要以上に味わうことになるだろう
そんな昨日は昨年5月のボロボロに心を打ち砕かれた
彩の国トレニックワールドの練習
北側の秩父方面の50㎞①
南側の飯能方面56㎞② ③
を走る100mile(160㎞)レース
昨日は苦手な南の②を1周予定
先週の北①に比べて6㎞しか距離で変わらないからと舐めてかかったら
山の脅威を満々と感じることに
1発目の中ボスまでは良かった
むしろほぼ全コースに雪積もる山は人の足跡すらなく
人口のスキー場じゃ味わえない
最高の静けさと大自然の恩恵
あちらこちらに見たことない動物の足跡があるだけでワクワクする
雪で滑るかと思ったが
今回から導入したシューズが良かったのか足に合ったのか疲れない
あまりトレイルシューズに力を入れてないナイキさんだが
やっぱり僕にはナイキが合ってるのかも
思い返せば
初めてのマラソンもウルトラマラソンもナイキフリーだった
ツルッツルで薄底だが地面を感じられて堪らない
思えばサハラ砂漠マラソンもナイキフリーだった
ツルッツルだったがやはり僕にはあれがあってた
なのになぜトレイルを始めて調子こいてトレイルランナーぶってトレランっぽいメーカーに変えたのだろう
僕にはやっぱりナイキだ
結局のところシューズの性能や難しい機能やウンチクは馬鹿な僕にはわからない
履いてて気持ちの良いシューズ
これが良い
56㎞走っても脚があまり疲れなかったのはシューズのおかげか?
しかし補給食を50㎞の時と同じだけしか持って出なかったら
まさかの52㎞地点でハンガーノック
ハンガーノックなんてはじめてなったのだがすぐにハンガーノックと自分でわかった
あとたった400mぐらいのヒト山を超えればいいだけなのにその麓で座り込む
慌てて相方のキャプテンに糖質入ってそうな補給食も分けてもらう
口に頬張って3分休むとすぐに効いてくる
良かったあとひと山なら乗り越えられる
やっぱり山は舐めちゃいけない
1人だったら降りるも登るもどうしていたのかと怖くなる
しっかりと補給と装備も違うコースを走る時は見直してから出発しなくてわ
南 ② 56㎞ 累積標高3300m
12時間
ガーミンによると前回の北①の50㎞よりカロリーの消費が1500近く多い
恐るべし
これでまだ
北① 9時間
南② 12時間
合計105㎞で21時間
練習でこれじゃ100mile35時間完走の望みはない
5月までにあと1時間づつ速く余裕を持って走れるようにならなきゃ
日没後もライト付けて走ったけど
ライトはもう少し強いやつにした方がいいかもな
かさばるの嫌なんだよなぁ
要検討
ナニハトモアレ
今年一番楽しくて最高の
雪上トレーニング?wができた
雪の中なんて中々タイミングが合わなきゃ走れない
天気も良いのにまだベチャベチャになる前の最高の瞬間だった
今年一番幸せなひととき
12時間だからひとときじゃないか…
2018.2.3 土曜日