怒り 経済 自然災害 2011年〜2019年

2011年3月11日 東北で大震災が起きた日
ぼくは昼間ゴキゲン鳥の2号店の物件を探しに行っていた
回った不動産屋では「日本がこんな大変な状況でお店出すの?」と言われた。
東京ディズニーランドが閉園になっても電気がなくてもゴキゲン鳥は営業を1日も休まなかった
世の中がこんなことになってるからこそ元気よく開けられるお店は開けるべきだと思った
2019年10月12日 最大級の台風予報
ゴキゲン鳥含む全事業休業
経済的に言えば消費税が上がったこの節目の月にまさかの10年で1度も休業したことなかったお店が休みになる
それはまるで天が神がこの人間の欲に混沌とした増税を怒っているかのようだ
いや…大自然からしたらたかだか小さなこと眼中にもないか
従業員が通勤帰宅できないとか安全確保のためとか綺麗事が飛び交っているけど
そもそもお客さん来ないでしょこんなに交通手段も停止して社会が停止したら
お店を営業していく上ではそこが1番大事
従業員なんて帰れなければ僕が全員送り迎えすればいい
だけど客商売はお客さんが来てくれなければ従業員も大変な思いして出勤する意味すらなくなってしまう
僕が20歳の時に勤めた職場は
電車が停まって車内に取り残されて遅刻しそうだったので電話をしたら
「来れないならそのまま一生来なくていいよ。それが嫌なら窓から飛び降りて線路走って来てでも遅刻はするな」って言われる会社だった
今じゃ想像もできないが戦後の日本の高度成長を支えた企業の多くはそんな会社だったと思う知らないけど
だから今は緩いと思う ぬるま湯だと思う
何かあればまずやらない方法を考える
最近ソフトバンクの孫さんの記事を読んだ
「今の日本人は行き過ぎて働かないことこそが美徳になっている」
とあった。
確かに日本人は働き過ぎた。そしてそれこそが美徳だと思って何十年も経済の成長を続けてきた。
そしてその先に待っていたのは、
パワハラ、ブラック企業、長時間労働、サービス残業、
という負の遺産だった
そしてそれを乗り越えようとする今
今度は 如何に働かないことこそが美德となりつつある
なんとも不思議だ。
僕の大尊敬するワタミの会長が先日現役復帰宣言をした
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191012-00308125-toyo-bus_all
以前のブラック企業を払拭しているワタミだが
中身は初任給20万円に見なし深夜手当119時間込み
もはや法の穴をかいくぐることしか考えていない
大好きなワタミだがやはり本質が変わるのは難しいのかなと思う
きっとこの方の本心は今でも「成り上がりたければ鬼のように働け」なのだと思う。その本質が変わらなければ絶対に労働環境は変わらない
その昔、ワタミの広報に電話をかけてワタミ500店のうちFC店舗は何店舗なのか聞いた。
「社外FCは1店舗もありません」
という返答に震えた。
世の中のチェーン店と言われる100店舗以上のお店を持つ会社の大半が
他人の丼で飯を食うFCなのにも関わらずワタミは全店直営なのかと身震いさえする格好良さをこの企業に覚えたのを今でもハッキリと覚えていてそれは今の僕の事業理念にもそのまま反映されている
FCは、自分で金を出さず腹を痛めず、加盟店の過重労働も気にせず、責任は負わないけど権利は主張して義務は守らせる、生かさず殺さず上手く利用するだけ悪行だと確信している
だからうちもワタミに習ってFCはやらない方針であった
働く従業員やお取り引き様も家族だと言うのならしっかり正規雇用して責任を持って面倒を見るべきだ
それが成し得ている上で自分の力量にあった店舗拡大をするべきだと思う
そんなワタミがFC展開にシフトチェンジするらしい
血迷ったか 結局は自分が可愛いいか
どうした会長…

世の中が混沌とする中
日本の経済は遅かれ早かれ破綻する
そのキッカケが今日の台風ではまだないことを祈る
この増税期間に東北大震災級の大災害が起きたら日本の経済破綻は一気に現実になると言われている
あと少しあと少し待ってくれ
僕がL.Aでその危機を迎え撃つ準備ができるまで
結局は僕も自分たちファミリーだけがかわいいのだ
なんとか自分の会社だけは助かろうとしている
最近流行りのSDGsとかいう持続可能事業とか呼ばれるものが大っ嫌いだ
綺麗事にしか聞こえない
この大宇宙の大自然の人間の手になど負えない壮大な力の心配をしている暇があったら
もっと目の前の家族を大切な人をもっと大事にするべきだ今日
電気なんてなくなっても車なんて使えなくてもあの日だって乗り越えられたように
マザーテレサは
世界平和のためにできることはなんですか?という問いにこう答えた
家に帰って家族を愛してあげなさい
