恥の多い人生でした…
僕は怒っていた
なぜ?
そりぁそうだろ
小泉進次郎氏が同じ38歳で国の大臣になったというのに僕は大臣どころか国の経営にすら関わらせてもらえない日本のパートタイマーレベルだ
どういう生き方と教育を受けたら38歳で大臣になれるのか僕には検討もつかないどころか理解もできない
ふざけるな!いい歳こいて2人でデートもしたことないって…僕なら今すぐにでも不倫でも路上キスできるわ!!
なんの話だっ (T . T)
マラソン グランド チャンピオンシップでは
まるで創られたドラマの様な劇的な結末
僕が印象的だったのは、給水でマイボトルを取った選手が二本のボトルを首からぶら下げて少しの間走っていたのだが、㎞3分で走ってるのにまったくボトルが上下にもブレない!! どんな体幹だっ!!! 凄過ぎる
僕なら一瞬でボトルが吹っ飛んで行ってる
そもそも㎞3分でマイボトル探せない取れない飲めないw
大迫くんはイケメンでナイキだと言うだけでなぜか応援していたが
最後の最後どうだろう
心のどこかで
「3位でも今後の大会で僕の記録は抜かれない」
そう思ってしまったのかなと見ていて一瞬感じたが手に汗握るとはまさにこの事と言わんばかりのレースだった
技術や質は大事だけど最後の最後の競い合いで勝敗を分けるのは熱量
最近うちの長い社員の子がうちの会社は昔に比べて熱量が減ったと言ってきた
そりゃそうだろ 仮にも社長でトップである僕がこの数年間
愛や夢や綺麗事にウンザリして
そう言うものを全部捨てて綺麗事じゃない現実的なものを満たそうと必死にやってきたのだから
だけどその成果もありこの数年でしっかりとした内部環境が出来てきたけど
その分、彼の言う様な熱量は減ったと僕自身も感じていた
悪く言えば冷めた会社になった
僕がそうしてしまったのだが
これは僕の私生活とも比例している
ミスを犯さず 無駄なことはせず 間違ったことを減らして
なるべく正しい事だけをする様に心掛けてきたこの数年間
トライアスロンやトレイルランニングの練習では
なるべく馬鹿で無謀な練習は辞めて向上に繋がる事だけを模索して
そしたら前よりすごく速くなったけど
そしたらレースでもリタイヤした事のなかった僕はリタイヤが増えた明日のことを考えて
最近読んだ本で面白いことが書いてあった
「大切なことは泥酔から学んだ」
その本には歴代の酒乱のエピソードが書いてある
太宰治 三船敏郎 梶原一騎
どの人物も歴史に名を残す大物だがどの人物も歴代の酒乱らしい
彼らはなぜこんなにも正しくないこともしてきたのに歴史に名を残す大者になれたのか
人生はやはり正しい事だけをするのが正しいわけではないのでなかろうか
そんな疑問に苛まれ
僕も久々になにもかも時間も忘れて昔の様に酒に飲まれてみようと思った
そしたらほんとに仕事も忘れてしまったのだが
起きたら知らないトラックの荷台で起こされた
そしてもちろん自己嫌悪に陥りいい歳こいて何をしているのだろうと自分に嫌気がさしたのだが悔やんだところで僕と言う人間の体質は根本的になにも変わっていないのだとある種の開き直りではあるが気づいた
それで僕はこの二日酔いからの体調の悪さが全く回復しない最悪な連休の最後に
やっぱり成りたい自分を想像して自転車の練習をしようと思い立ち
Zwiftで初めてFTPテストやらをやって自分の現状をテストしようと意気込んだはいいがアップの時点で汗ダク やっとの思いでFTPテストに入ったはいいが開始12分 ゲロ吐いて終わった
自宅の床と高級自転車はおかげで汗まみれのゲロまみれだ
つまり僕の今のFTPは計測以下だ
情けない情けな過ぎる
太宰治なら布団に潜るか ここからまた呑んだくれに出るのだろうけど僕にはそんな勇気もない
あるのは沢尻エリカ出演の太宰治の映画にでも女の子を誘って行こうか悩んでるくらいなものだ
尚のさら情けない
でもこれが僕の現状だ
どうもここ数ヶ月すこぶる調子が悪い
調子が悪いと言っても日常生活をしていて悪いところなどどこもないのだが
スイムの練習をしてもバイクの練習でもランですら
少し追い込んだだけで疲労感が酷い
だからまた休養を考えて追い込めずメンタルまで伸び悩む
日本にいれる時間はもう限られて来ているのにまだやり残してることは公私共にたくさんある
これを全部やり切るにはそれなりの覚悟と気合いが必要なのに
当の本人はなんだか要領良く生きることばかりに目が行っている
だからもっかい泥酔して僕みたいな人間所詮は失っても前より酷くはならないと開き直って生きてみよう
焼肉屋の開店
ツールド沖縄
社内改革
妻のウルトラマラソン
焼き鳥屋地方出店
怖い朝スイム
L.A出店
やりたい事は数え上げたらキリがないのに
どれもこれも僕にはそもそもキャパオーバーなことばかりで
無理でもしなきゃとても出来なそうな大仕事ばかりだ
だったらバカになろう
テーマは『破壊』だ!!
昔、会社を立ち上げた時、飲食店を始めた時、マラソンと知り合った時、トライアスロンを始めた時
ぼくは自分自身を破壊しながらも壊れることにも失うことにも恐れずに突き進んだ 失うものなんて持ってなかったからね
もう1度そうする時が人生で来るのなら 今 かもしれない
所詮ぼくは小泉くんにも大臣なんかにもなれないのだから
さぁ僕が壊れるか一皮むけるかの勝負の始まり始まり